時代劇の裏側~対談 真田の部屋①~

CoolUedaプロジェクト

2014年06月07日 22:30

こんにちはzumiです。
皆さんは「時代考証」という言葉を知っていますか。
時代考証とは映画やテレビの時代劇を作るときに
衣装やセットが1舞台となる時代に沿ったものなのかを
検証することです。そしてそれを行う人を「時代考証家」と呼びます。

4月26日に上田市で行われた「上田真田まつり」が開催されました。
上田市松尾町のフードサロンで開かれた「対談 真田の部屋」の中で
この時代考証にまつわるお話がありました。


この企画は仙台真田家当主である真田徹さんと
歴史プロデューサーであり信州上田観光大使である
早川知佐さんとゲストを交えて対談するものです。
第一部のゲストは時代考証家である山田順子さんです。
山田さんはテレビドラマ『JIN -仁-』の時代考証を担当した方です。
今回の対談の中では、時代劇の中でろうそくに
火をつけるシーンに関する話がありました。
「キャストが間違った火のつけ方をしても製作側がそれに気づかない」という話や
「正しい火のつけ方にも5分かかり、ドラマではその5分は長いので
そのシーンは使わない」などの、実際に時代考証をおこなう
山田さんならではの話題がこの対談で披露されています。

動画を見ていただければわかるように、この企画は
中央に出演者がいて、そのすぐ近くを一般の参加者が
囲う形式の企画です。
そのため、講演などと違い、出演者と参加者の心の
距離も近く、くだけた雰囲気で話が進みます。
皆さんもこの動画を通して対談の雰囲気を感じ、
楽しんでもらえれば幸いです。



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