真田氏縁の地 松代 松代城跡

CoolUedaプロジェクト

2014年02月02日 21:07

こんばんは、まるです。

前回に引き続き、今回は、松代の真田に関係する場所として、最後に訪れた場所を紹介したいと思います。
最後に訪れた場所は、松代城跡です。当時はここにお城があり、この場所で藩主が松代の土地を治めていました。



もともとこのお城は、武田信玄という武将が、川中島の戦いで信濃(現在の長野県)の土地の覇権を巡って争っていた時に建てられたお城が、この松代城の始まりと言われています。(当時は海津城と呼ばれていました。)
そこから、城の整備などが行われ、やがて上田領から領地変更となった真田信之が、松代へ来て以降は松代藩として、真田氏が幕末までのおよそ250年間の長きに渡ってこの松代を治めるための城として機能しました。

現在は、明治の時代に城は廃城となり、城は残っていませんが、石垣や、堀や橋などが復元されて、当時の面影を楽しむことができます。

中に入ると、石垣や門、本丸御殿跡(藩主の住居のための建物の跡)といった場所や痕跡の説明がとても多いのが目につきます。
その中でも説明で目を引くのが、英語、中国語、日本語の3ヶ国語で説明されているといった点です。海外の方が来ることも意識していることが伺えます。


また、門などの建物も、立派で江戸時代の頃はこういったものだったのだろうなと考えてしまいました。
上田城跡や、大阪城、松本城といった色々なお城に行きましたが、こういったお城の門はどの場所も立派ですが、松代城の門も、なかなか貫禄があると感じました。


1日かけて松代の様々な場所へ行ってきましたが、その史跡の多さや、残っているものはとても貴重なものが多かったと思います。今まで上田や真田地域といった大学の近くの場所や、大阪、和歌山県九度山町といった関西地域の場所を見てきましたが、そういった場所では見られないものを、今回は見られたと思います。



関連記事